韓国サッカー協会(KFA)は27日、ファン・ソンホン監督が暫定的に韓国代表を指揮することを発表した。

 今回の発表によると、U-23韓国代表を率いるファン・ソンホン氏が、来月に行われるアジア2次予選のタイ代表との2連戦で、暫定的に韓国代表を指揮するとのことだ。
なおその後は、6月に控える同予選のシンガポール戦と中国戦に向け、遅くとも5月初旬までに正式な後任を招聘することを明らかにしている。

 1968年7月14日生まれのファン・ソンホンは現在55歳。現役時代は浦項スティーラースやセレッソ大阪柏レイソルなどに在籍した。J1リーグ得点王とベストイレブンにも輝いたプロキャリアを終えた後は、指導者に転身。“古巣”浦項スティーラースやFCソウルなどを率いると、2021年からはU-23韓国代表を指揮していた。

 韓国代表は16日、AFCアジアカップカタール2023・ベスト4敗退を決定打とする形で、昨年2月から指揮していたユルゲン・クリンスマン監督を解任していた。