ウパメカノについては、14日に行われたラツィオとのCL・ラウンド16ファーストレグに先発出場していた。だが、66分に自陣ペナルティエリア内でデンマーク人FWグスタフ・イサクセンにシュートを打たれそうになった際、わずかに遅れてチェックへ寄せると、足裏を見せたタックルがイサクセンの右足首に入る。主審は迷わずレッドカードを提示し、ウパメカノは退場処分となっていた。
なお、このウパメカノのファウルで与えたPKを、ラツィオのイタリア代表FWチーロ・インモービレに決められ、最終的に試合は0-1でタイムアップ。バイエルンはホームに帰って迎えるセカンドレグで、1点を追いかける状況からのスタートを強いられていた。
足裏を見せた危険なタックルだったものの、このファウルによるウパメカノへの処分は1試合の出場停止に決定。
現在25歳のウパメカノは、今シーズンここまで公式戦通算25試合に出場して1得点を記録。負傷や出場停止といったアクシデントを除けば常にピッチに立っており、トーマス・トゥヘル監督からの信頼も厚かったため、ラツィオ戦セカンドレグの不在は少なからず痛手となりそうだ。一方で、同試合で逆転を果たした場合、準々決勝のファーストレグからはピッチに戻ってくることができる。
【ハイライト動画】ファーストレグはインモービレのPK弾でラツィオが先勝