ラ・リーガ第27節が2日に行われ、レアル・マドリードは敵地でバレンシアと対戦した。試合は、27分と30分に続けてバレンシアにゴールを許したものの、前半アディショナルタイムにヴィニシウス・ジュニオールが1点を返して反撃開始。76分にもヴィニシウスがヘディングで同点弾を決めて逆転に迫るが、2-2のままゲーム終了のホイッスルを迎えた。
昨年5月に行われたバレンシア戦で、敵地『メスタージャ』に駆けつけた一部のサポーターから人種差別行為を受けたヴィニシウス。母国であるブラジルの大統領やブラジルサッカー連盟(CBF)が非難の意思を表明するなど大問題に発展し、今回はその騒動以降初の『メスタージャ』での試合となった。
しかし、再発防止が求められた今節だったが、試合中にバレンシアサポーターと思われる子供がヴィニシウスを猿呼ばわりしたとされる動画がSNSに流出。
また、「私はその子供とその母親に、『あなたたちのやっていることは正しくない。人種差別だ』とまで言った」と説明。続けて、「彼らにとってはよくあることで、普通のことなんだ。
なお、この動画は同メディアによってラ・リーガ側に転送され、代表者は新たな調査を開始すると約束した模様。今後の動向に注目が集まっている。
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