現在45歳のトゥドール氏は、現役時代をユヴェントスなどで過ごし、2009年から指導者に転身した。母国クロアチアで経験を積み、PAOKやガラタサライ、ウディネーゼなどの監督を歴任。2020年8月からは、アンドレア・ピルロ監督が率いるユヴェントスのアシスタントコーチに就任し、その後はヴェローナでの指導を経て、昨シーズンはマルセイユで監督を務めた。
マウリツィオ・サッリ監督のもと、昨シーズンはセリエAを2位で終えるなど好成績を残したラツィオ。しかし、今シーズンは序盤から低迷し、公式戦4連敗を喫した2日後の13日にサッリ監督の辞任を発表していた。
なお、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ラツィオとトゥドール氏の契約は2025年6月までとなっている模様。