日本代表は21日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選・グルーブB第3節で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表と対戦し、1-0で勝利した。

 試合後、トップ下の位置で先発出場したMF南野拓実(モナコ/フランス)は、「チームとして勝ち点3を得たことが一番大事」と主張。
最終予選進出に前進したことを喜んだ一方で、チームとしての内容は「望んだようなものではなかった」と語り、「2点目を取れるチャンスで取れなかったからこそ、試合運びが難しくなってしまった。攻撃陣としては、そこがすごく課題だと思います」と厳しい言葉を並べた。

 また、5日後に予定されていた平壌での試合が急遽中止になったことについても言及。「おそらく平壌でやることが僕らにとっては一番難しいシチュエーションになったと思う」と指摘しつつ、「僕らはできる準備をするだけ。どうなるかわからないので、しっかりリカバリーすることに努めたい」と気持ちを切り替え、「メンタルの部分よりもフィジカルの方が移動などで難しいと思いますが、それは相手も同じ。言い訳にはならないので、いい準備をするだけです」と、試合を行う前提で準備を進めていく考えを強調した。


 日本代表は今後、国内で調整を続けつつ、国際サッカー連盟(FIFA)の決定を待つことになる。