レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴに、リヴァプールが関心を寄せているようだ。28日、イギリスメディア『スカイ』がスペインメディア 『ナシオナル』の報道を引用して伝えている。


 現在23歳のロドリゴは、10歳で母国ブラジルの名門サントスからスカウトを受けて下部組織に入団し、2017年7月にトップチームへと昇格。複数のビッグクラブよる争奪戦を経て2018年6月にレアル・マドリードに加入した。1年目からブラジル人におけるチャンピオンズリーグ(CL)最年少ゴール記録を更新するなど才能の片鱗を見せ、公式戦26試合出場7ゴール3アシストの成績を記録。その後も順調に成長を遂げ、今シーズンはここまで公式戦41試合に出場し、13ゴール8アシストをマークしている。

 そんななか、“白い巨人”の中心選手として活躍を続けるロドリゴにプレミアリーグのリヴァプールが関心を寄せている模様。長らく同クラブの攻撃陣を牽引してきたエジプト代表FWモハメド・サラーとの現行契約が今季終了後に残り1年となるため、フリーでの放出を避けるべく今夏での売却が噂されている同選手の後釜候補として、ブラジル人ストライカーに白羽の矢が立ったようだ。


 同メディアは、すでにリヴァプールがロドリゴの獲得に動き出していると主張。当初はレアル・マドリードに対して6000万ユーロ(約98億円)のオファーを提示したものの、2度目のオファーでは金額が8000万ユーロ(約131億円)に引き上げられたと報じている。

 一方で、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が1億ユーロ(約163億円)未満のオファーでロドリゴを売却する意思がないとも指摘。また、イギリスメディア『TEAMTALK』は、同選手以外にもドルトムントに所属するオランダ代表FWドニエル・マレンやウェストハムに所属するイングランド代表FWジャロッド・ボーウェン、ユヴェントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザらもリヴァプールが関心を寄せている選手として名前を挙げている。