リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーに、サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・ヒラルが関心を寄せているようだ。8日、イギリスメディア『トーク・スポーツ』が伝えている。


 今シーズンここまで公式戦35試合出場23ゴール12アシストを記録し、リヴァプールのヨーロッパリーグ(EL)準々決勝進出やプレミアリーグ優勝争いの原動力となっているサラー。開幕前にはサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテハドが、同選手獲得に向け巨額の年俸と移籍金1億5000万ポンド(約288億円)を提示したと報じられるなか、最終的にリヴァプールへの残留が決まっていた。

 リヴァプールとの現行契約が今シーズン終了後に残り1年となり、フリーでの放出を避けるため今夏での売却が噂されているサラー。獲得を諦めていないと伝えられるアル・イテハドは、昨夏に続き今夏も同選手への獲得オファーを提示すると見られているが、プレミアリーグを代表するストライカーの争奪戦にアル・ヒラルが参入する可能性があるという。

 同メディアによると、ブラジル代表FWネイマールを擁するアル・イテハドは、サラー獲得のために7000万ポンド(約135億円)を超えるオファーを提示する見込みである模様。想定される契約期間は3年間で、年俸の詳細は不透明であるものの、ネイマールと同様に1億3800万ポンド(約265億円)程度になると主張した。


 リヴァプールとサラーがオファーを快諾した場合、現代サッカー界を代表する2選手による両翼がサウジアラビアの地で実現するかもしれない。