リヴァプールに所属する北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーは、負傷により約3週間の離脱が見込まれるようだ。16日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 プレミアリーグ第33節が14日に行われ、リヴァプールとクリスタル・パレスが対戦した。“三つ巴”の優勝争いを制するため、本拠地『アンフィールド』での落とせない一戦に臨んだリヴァプールは、前半立ち上がりの14分にエベレチ・エゼからゴールを奪われ先制点を献上。その後は最後まで何度も決定機を生み出したものの、最終的に得点は挙げられず、0-1で痛恨の敗戦を喫した。

 勝ち点を逃したリヴァプールだったが、後半開始直後の46分には相手選手と接触したブラッドリーが足を痛めてピッチに座り込み、メディカルスタッフによる確認を経てプレー続行が不可能となったため交代。今シーズンから同クラブで頭角を現し始めた若手選手の負傷状況に、大きな注目が集まっていた。

 そんななか、同メディアによるとブラッドリーは足首の負傷により約3週間の離脱が見込まれている模様。
2月中旬から戦列を離れていたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドがクリスタル・パレス戦で復帰を果たしたものの、ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグのアタランタ戦やプレミアリーグ終盤戦を控えるチームにとって、ブラッドリーの離脱は大きな痛手となりそうだ。

 なお、ブラッドリーが復帰すると思われる5月は、5日に第36節トッテナム戦、13日に第37節アストン・ヴィラ戦、19日に第38節(最終節)ウルヴァーハンプトン戦と、プレミアリーグのラスト3試合が開催予定となっている。