ドルトムントでプレーしているU-21オランダ代表DFイアン・マートセンが、アトレティコ・マドリード戦を振り返った。

 チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝セカンドレグが16日に行われ、ドルトムントはアトレティコ・マドリードと対戦。
1-2と先勝を許して迎えたホームでの一戦は乱打戦に。ユリアン・ブラントとマートセンのゴールでリードすると、2失点を喫したものの、その後、ニクラス・フュルクルクとマルセル・サビツァーのゴールで勝ち越し、4-2で試合終了。2試合合計5-4で準決勝進出を果たした。

 CL通算4試合目の出場で初得点を決めて逆転突破に大きく貢献を果たしたマートセンは試合後、イギリスメディア『TNT Sports』で「子どもの頃からの夢が叶ったようだ。チャンピオンズリーグでも、BVBスタジアム(・ドルトムント)でも初得点になった。この機会をとても嬉しく思っている。
夢が叶った。今日はピッチ上でスタジアムからのエネルギーを感じられて後押しされた。ここにいられてとても誇りに思っているし、嬉しいね」と喜びを口にしながら、次のように試合を振り返った。

「常にいいパフォーマンスをしたいと思っているし、ここは最高の舞台だ。今日は素晴らしい人格を見せることができた。彼らは2得点を決めたけど、僕たちは信じ続けて、観客は後押しし続けてくれて、得点することができた。
いいチームを相手にやってのけたし、準決勝に行くことをとても楽しみにしている。でも今だけは楽しんで喜びたいと思う」

 また、今年1月にチェルシーからのレンタル移籍でドルトムントに加入しているマートセンは、ここまで公式戦全17試合に先発出場を果たしており、現在CLでも活躍しているような状況は「驚き」であることを『CBS Sports』で明かしつつ、「常にチェルシーのためにプレーすると信じていたからね。残念ながら、いくつかの理由で期待通りにはいかなかった。今はここにいて、とても感謝している。自分自身のことをとても誇りに思っているよ」と新天地で快適にプレーできていることを強調した。