柏レイソルは18日、昨シーズン限りで退団したMF三原雅俊の移籍先が、SHIBUYA CITY FC(東京社会人サッカーリーグ1部)に決定したことを発表した。

 1988年8月2日生まれの三原は現在35歳。
2007年にヴィッセル神戸でプロキャリアを始めると、ツエーゲン金沢V・ファーレン長崎への期限付き移籍を途中で挟みながら、11年在籍したクラブで公式戦通算199試合に出場。2019年夏からは柏レイソルに活躍の場を移すと、チームに安定感を与える選手として中盤に君臨する。柏レイソルではクラブ公式戦82試合に出場するとともに、ゴールパフォーマンスとしてお馴染みの“三原ロール”でサポーターから愛されていた。

 昨シーズン終了後に柏レイソルとの契約満了が発表されていた三原だが、新天地はSHIBUYA CITY FCに決定した。加入に伴い、同選手はクラブ公式サイトでコメントを残している。

「契約満了と手術後のリハビリ過程という苦しい状況の中で期限を決めずに温かく練習生として迎え入れていただけたおかげでまだプレーしたいと思えました。
どんな環境でもサッカーを楽しみ、全力で戦っている選手の姿に、自分も頑張ろうと日々励まされました。SHIBUYA CITY FCの仲間と一緒に過ごしてもう1ヶ月。気持ちはすでにチームの一員です。これからJリーグへ駆け上がるSHIBUYA CITY FCの歴史の1ページに名を刻めるように全力で戦います。皆んなで昇格しましょう」