今季初の連勝と勢いに乗る17位鳥栖が、上位にプレッシャーをかけたい7位名古屋を『駅前不動産スタジアム』に迎えての一戦。
その後も名古屋ペースで試合が進むなか、追いかける展開の鳥栖は36分、原田亘が2枚目のイエローカードを受け取って退場。10人となったホームチームは前半枠内シュートを打てずにビハインドで折り返す。
数的有利を得た名古屋は、後半開始早々の50分に追加点を獲得する。
諦めずにゴールを目指す鳥栖は、後半途中から敵陣に押し込む場面が増え始める。77分には河田篤秀が右サイドからクロスを送り、ファーに飛び込んだ上夷克典が合わせたものの、枠をとらえていたシュートは相手GKランゲラックのファインセーブに阻まれた。
一方の名古屋は中山克広やキャスパー・ユンカーに追加点のチャンスが訪れたが、得点には至らず。それでも、名古屋は2点のリードを守り切って完封勝利を収めた。鳥栖は3試合ぶりの黒星、名古屋は2連勝となった。
名古屋は次節、26日にホームで京都サンガF.C.と対戦する。鳥栖は横浜F・マリノス戦が7月3日に延期となったため、次戦は31日にホームで行われるFC東京戦となる。
【スコア】
サガン鳥栖 0-2 名古屋グランパス
【得点者】
0-1 6分 稲垣祥(名古屋)
0-2 50分 倍井謙(名古屋)
【ゴール動画】名古屋・稲垣祥、鳥栖戦で2ゴールに絡む活躍!