プレミアリーグ第24節が2月1日に行われ、ノッティンガム・フォレストとブライトンが対戦した。

 ここまで23試合を消化したリーグ戦で8勝10分5敗を記録し、勝ち点「34」の9位につけるブライトン。
12月下旬から公式戦7試合無敗を維持していた同クラブだったが、前節エヴァートンを相手に8試合ぶりの黒星を喫し、敵地で3位ノッティンガム・フォレストとの一戦を迎えた。今季のプレミアリーグで旋風を巻き起こすホームチームとのゲームに、日本代表MF三笘薫は左のアタッカーとして先発出場を飾っている。

 試合は12分にノッティンガム・フォレストがスコアを動かす。敵陣右サイドでのフリーキックからリスタートし、ポゼッションを試みるなか一度はボールをロスト。しかし、中盤でダニーロがこぼれ球を拾い、右サイドで待つモーガン・ギブス・ホワイトへと展開する。ドリブルでペナルティエリア内に運びながら右足でクロス。グラウンダーのボールがルイス・ダンクのオウンゴールを誘発してノッティンガム・フォレストが先制した。

 攻勢を強めるノッティンガム・フォレストは、25分に左サイドでコーナーキックを獲得。キッカーを務めたアンソニー・エランガが右足で鋭いインスイングのクロスを送る。ニアに送られたボールに、勢いよく飛び込んできたギブス・ホワイトが頭で反応。豪快なヘディングで軌道を変え、GKの手を弾きながらネットを揺らして追加点を挙げた。

 完全に主導権を掌握したホームチームは、28分にネコ・ウィリアムズの放ったシュートが右ポストに直撃。
さらに4分後には細かくパスを繋ぎながら相手を押し込み、右サイドでボールを持ったギブス・ホワイトが縦に差し込む。オラ・アイナを経由してエランガへとパスが渡ると、ボックス右から柔らかいクロスを供給。ファーで待ち構えるクリス・ウッドが打点の高いヘディングで合わせ、リードを3点に広げた。

 苦しい展開となったブライトンも、39分にカウンターの流れからダニー・ウェルベックがボックス正面で右足を一振り。しかし、シュートはクロスバーに嫌われてしまい、跳ね返りが地面に叩きつけられたものの、わずかにゴールラインを跨ぐことができない。存在感を発揮できないまま前半を終えた三笘はハーフタイムで交代となった。

 後半も止まらないノッティンガム・フォレストは、64分にエランガの折り返しをウッドが押し込んで4点目を奪取。69分にはウッドがPKを沈めてハットトリックを達成する。88分と後半アディショナルタイムにもノッティンガム・フォレストが得点をマークし、最終的には本拠地で7-0の大勝を収めた。次節、ノッティンガム・フォレストは15日にアウェイでフルアムと対戦。ブライトンはその前日にホームでチェルシーと対戦する。

【スコア】
ノッティンガム・フォレスト 7-0 ブライトン

【得点者】
1-0 12分 オンゴール(ノッティンガム・フォレスト)
2-0 25分 モーガン・ギブス・ホワイト(ノッティンガム・フォレスト)
3-0 32分 クリス・ウッド(ノッティンガム・フォレスト)
4-0 64分 クリス・ウッド(ノッティンガム・フォレスト)
5-0 69分 クリス・ウッド(PK/ノッティンガム・フォレスト)
6-0 88分 ネコ・ウィリアムズ(ノッティンガム・フォレスト)
7-0 90+1分 ジョタ・シルヴァ(ノッティンガム・フォレスト)
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