2025明治安田J1リーグ第1節が15日に行われ、湘南ベルマーレと鹿島アントラーズが対戦。アウェイの鹿島は、後半に決勝ゴールを許して0-1で敗れた。


 今季、FC東京への期限付き移籍から鹿島へ復帰した荒木遼太郎は、開幕戦でスタメン入り。セットプレーのキッカーを務めてチャンスを演出する場面もあったが、流れの中で大きな見せ場は訪れず、66分に途中交代となった。

 試合後、荒木は「こちらもチャンスがなかったわけではないし、そこを決めていれば先制するチャンスもあったので、試合はわからなかったのかなと思います」と悔しさを滲ませ、「チームとしてもっとボールを動かしたり、ゴール前に入っていくところをもっともっとやれれば良かったかなと思います」と振り返った。

 立ち上がりこそ攻撃的に試合に入ったが、その後チームは失速。両サイドハーフも守備に奔走される時間が長くなった。荒木は守備面での自身の評価について「外回しさせながらプレスをかけるのはやっていたんですが…。手応え的には微妙だったかなと思います」とコメント。

 プレシーズンに比べると「良くなっているとは思う」と言いつつも、「5バックの相手に対しての攻め方、攻撃の仕方はもう少し工夫できたと思います」と課題を語っていた。

 鬼木監督のリーグ戦初陣を勝利で飾ることはできなかったが、シーズンはまだ始まったばかり。次節は22日、ホーム開幕戦で東京ヴェルディと対戦する。


【動画】湘南ベルマーレFW福田翔生の決勝ゴール
 

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