24日に行われたスュペル・リグ(トルコ1部)第25節で2位フェネルバフチェは首位ガラタサライと対戦。
さらに「試合後には審判の更衣室に行ったが、もちろんそこにはトルコ人の第4審判もいた。主審には『大きな試合のために、ここに来てくれてありがとう』と言い、第4審判には『もしあなたが主審だったら、この試合は大惨事になっていただろう』と伝えたよ」などとコメント。これらの発言を受けてガラタサライは非難の声明を発表し、「私たちはここでジョゼ・モウリーニョ監督の人種差別的発言に関して刑事訴訟を起こす意向を正式に表明し、それに応じてUEFAとFIFAに正式な苦情を提出する」と明かす事態に。一方、この声明を受けたフェネルバフチェも「私たちの監督であるジョゼ・モウリーニョが試合後に発した発言は、意図的に文脈から完全に外され、誤解を招くような形で歪曲されている」と真っ向から反論。ガラタサライを逆告訴する声明を発表した。
そんななか、モウリーニョ監督の“教え子”であるドログバ氏がX(旧Twitter)を更新。過去にガラタサライでプレーした経験を持つ同氏は「トルコで最も輝かしい歴史を持つクラブの黄色と赤のユニフォームを着たことを、どれほど誇りに思っていたか、そしてガラタサライへの愛がどれほど大きいかは皆さんも知っているはずだ!ライバル関係がどれほど熱く激しいものか、私も幸運なことに経験してきた」と古巣への想いを強調しつつ、「最近のジョゼ・モウリーニョに関する発言を目にしたが、私が25年間彼を知っていることを信じてほしい。
また、「私の“父”のような存在が人種差別主義者であるわけがない。そんなことありえないだろう?」と主張。ガラタサライ側に沈静化を促している。