レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、1日のラ・リーガ第26節ベティス戦を振り返った。同日にスペイン紙『アス』が伝えた。


 レアル・マドリードは10分にブライム・ディアスの得点で先制したものの、イスコに1ゴール1アシストの活躍を許して逆転負けを喫した。今節勝利したアトレティコ・マドリードに追い抜かれ、ライバルと勝ち点差「2」の3位に後退した。

 アンチェロッティ監督はベティス戦を振り返り、次のようにコメント。内容への不満を露わにした。

「スタートは良かったが、最初のリズムを維持することができなかった。より良いプレーをし、勝利に値するチームに対して、試合のコントロールを失ってしまった。最初の20分間のリズム、ポジショニングの良さが失われてしまった。そして、少しずつボールを失い始めた…。前半だけで27回のボールロストだ!これは多すぎる」

「手痛い敗戦だ。対応しなければならない。この段階での敗戦は非常に高い代償を支払うことになる。すべてのチームが走り続けているからだ」

 4日にはチャンピオンズリーグ・ラウンド16第1戦のアトレティコ・マドリード戦を控えるなか、アンチェロッティ監督は「こんなプレーをしていたら…火曜日は勝てない。
それは明らかだ。この敗戦が私たちの目覚ましとなることを願っている。次の試合への教訓にしよう。ここ最近は(守備が)整理整頓され、コンパクトにプレーできていたように思えたが、今日はそれができなかった」と、重要なダービーマッチへの懸念を示した。


【ハイライト】ベティス 2-1 レアル・マドリード

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