アトレティコ・マドリードは1日のラ・リーガ第26節でアスレティック・ビルバオとホームで対戦。途中出場したJ・アルバレスは66分、裏への抜け出しから試合の均衡を破る先制点をもたらす。その後、アトレティコ・マドリードは何度もアスレティック・ビルバオにゴールを襲われたが、ポストにも救われて1点を守り抜き、暫定首位に浮上した。
シメオネ監督は試合後、「16試合負けなしだった難しい相手だ。オブラクや幸運の女神にも救われた。私は選手たちに『ありがとう』と言わなければならない。彼らは信じられないような努力をしているし、非常に楽観的で熱意を持って取り組んでいる」と語り、上位対決を制した選手たちに労いの言葉をかけた。
また、今季公式戦21得点目を挙げたJ・アルバレスについて同監督は、「彼の加入が決まった時、私たちは本当に嬉しかったよ。なぜなら彼は、(2020年夏に加わりリーグ優勝に貢献した)ルイス・スアレスのように違いをもたらす選手だ。彼らは才能の持ち主であり、特別な選手なんだ。(2013年夏に加わりリーグ優勝に貢献したダビド・)ビジャにようにね。(本職ではない)左サイドの4番手であっても、ベンチで出番を待つことになったとしても、しっかりと取り組む彼の謙虚さが好きなんだ」と、そのプロ意識を称えている。
4日にはチャンピオンズリーグのラウンド16第1戦でレアル・マドリード戦を控えている。指揮官は「少なくとも夜中までは、今日の勝利を楽しませてほしい。明日連絡をくれれば、(火曜の試合について)話すよ」とジョークを交えつつ、「私たちは集団としての仕事に集中し、そのアプローチから離れないよう、これから起こることに集中している。これから3日間、しっかり回復する必要がある。チャンピオンズリーグでは大一番だ。火曜日の試合を待たなければならない」と、ライバル撃破へ闘志を燃やしている。
【ハイライト】アトレティコ・マドリード 1-0 アスレティック・ビルバオ