ラ・リーガ第29節が30日に行われ、バルセロナとジローナが対戦した。
2シーズンぶりのラ・リーガ制覇に向けて、ここまで優勝争いの中心に君臨するバルセロナ。
そんな一戦でホームに迎えるのは、同じカタルーニャ州に本拠を置くジローナ。昨季はラ・リーガで3位に入るなど、大きなサプライズを起こしたクラブは、チャンピオンズリーグ(CL)と並行する戦いを強いられた今季、ここまでうまくいっているとは言い難い。前節終了時点での成績は9勝7分12敗の勝ち点「34」。現在は3連敗のあと、3戦連続のドローが続き、6試合も白星から見放されているものの、今節は7試合ぶりの白星を掴めるか。
試合は序盤から、戦前の予想通りバルセロナのペースで進行。ラミン・ヤマル、フェルミン・ロペス、ロベルト・レヴァンドフスキらが次々とゴールに迫るも、均衡を破ることはできず、前半も終盤に突入。だが、45分間がこのまま終わることはなかった。
43分、敵陣右サイド高い位置でフェルミンが倒され、バルセロナがフリーキックを獲得。ヤマルが左足で低弾道のボールを蹴り込むと、これがラディスラフ・クレイチに当たってゴールに吸い込まれる。バルセロナが1点をリードして前半を終えた。
後半に入ると、立ち上がりの53分、ジローナが反撃に転じる。ピッチ中央付近でロナルド・アラウホからのレヴァンドフスキをめがけた縦パスをデイリー・ブリントがカットし、アルトゥールが粘ったところから、サポートしたブリントが背後のスペースへスルーパスを送る。抜け出したアルノー・ダンジュマが右足で冷静に流し込み、試合を振り出しに戻した。
バルセロナとしてはほとんどピンチと呼べるようなシーンを作られていなかったなかで、同点ゴールを許す形となってしまったが、61分には“エースストライカー”の見事なゴラッソが生まれる。60分にエリック・ガルシアの放ったミドルシュートは右ポストに嫌われたものの、直後のプレーでバルセロナはロングボールを回収し、後方から攻撃を組み立てていく。ヤマル、イニゴ・マルティネス、ジェラール・マルティン、ガビとパスを繋ぎ、浮き球のボールが送られると、ボックス右でフェルミンが頭で折り返す。最後はレヴァンドフスキが体をうまく倒しながら、左足でGKパウロ・ガッサニーガの股下を射抜く。技ありの一撃でバルセロナが勝ち越しに成功した。
バルセロナは続く77分、アラウホからの縦パスを受けたフレンキー・デ・ヨングがうまくターンし、前を向いてドリブルで前進。相手を引きつけて左へ渡すと、最後はレヴァンドフスキが右足で仕留める。レヴァンドフスキの“ドブレーテ”で、リードを2点に広げた。
止まらないバルセロナは86分、左サイド高い位置でフレンキーからのパスを引き出したジェラール・マルティンが、グラウンダーのボールを折り返すと、中央へ走り込んだフェラン・トーレスがワントラップから左足でゴールネットを揺らす。
試合はこのままタイムアップ。バルセロナが連勝の数を「9」に伸ばし、首位の座をキープ。昨シーズン、“シーズンダブル”を許したジローナを相手に、今季は第5節でも4ー1と快勝しており、リベンジを達成した。一方で、ジローナは4試合ぶりの黒星を喫している。
この後、バルセロナは2日にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦が控えている。一方で、ジローナは5日、次節のラ・リーガでアラベスをホームに迎える。
【スコア】
バルセロナ 4-1 ジローナ
【得点者】
1-0 43分 ラディスラフ・クレイチ(OG/バルセロナ)
1-1 53分 アルノー・ダンジュマ(ジローナ)
2-1 61分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
3-1 77分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
4-1 86分 フェラン・トーレス(バルセロナ)
【ゴール動画】バルセロナがジローナ相手にまたも4発!
2シーズンぶりのラ・リーガ制覇に向けて、ここまで優勝争いの中心に君臨するバルセロナ。
前節終了時点では20勝3分5敗の成績を残し、勝ち点「63」を積み上げている。既に今節を消化したレアル・マドリードとは勝ち点が並んでいるものの、今節も勝利し、ラ・リーガでの連勝の数を「9」に伸ばすことで、その差を再び広げたい。
そんな一戦でホームに迎えるのは、同じカタルーニャ州に本拠を置くジローナ。昨季はラ・リーガで3位に入るなど、大きなサプライズを起こしたクラブは、チャンピオンズリーグ(CL)と並行する戦いを強いられた今季、ここまでうまくいっているとは言い難い。前節終了時点での成績は9勝7分12敗の勝ち点「34」。現在は3連敗のあと、3戦連続のドローが続き、6試合も白星から見放されているものの、今節は7試合ぶりの白星を掴めるか。
試合は序盤から、戦前の予想通りバルセロナのペースで進行。ラミン・ヤマル、フェルミン・ロペス、ロベルト・レヴァンドフスキらが次々とゴールに迫るも、均衡を破ることはできず、前半も終盤に突入。だが、45分間がこのまま終わることはなかった。
43分、敵陣右サイド高い位置でフェルミンが倒され、バルセロナがフリーキックを獲得。ヤマルが左足で低弾道のボールを蹴り込むと、これがラディスラフ・クレイチに当たってゴールに吸い込まれる。バルセロナが1点をリードして前半を終えた。
後半に入ると、立ち上がりの53分、ジローナが反撃に転じる。ピッチ中央付近でロナルド・アラウホからのレヴァンドフスキをめがけた縦パスをデイリー・ブリントがカットし、アルトゥールが粘ったところから、サポートしたブリントが背後のスペースへスルーパスを送る。抜け出したアルノー・ダンジュマが右足で冷静に流し込み、試合を振り出しに戻した。
バルセロナとしてはほとんどピンチと呼べるようなシーンを作られていなかったなかで、同点ゴールを許す形となってしまったが、61分には“エースストライカー”の見事なゴラッソが生まれる。60分にエリック・ガルシアの放ったミドルシュートは右ポストに嫌われたものの、直後のプレーでバルセロナはロングボールを回収し、後方から攻撃を組み立てていく。ヤマル、イニゴ・マルティネス、ジェラール・マルティン、ガビとパスを繋ぎ、浮き球のボールが送られると、ボックス右でフェルミンが頭で折り返す。最後はレヴァンドフスキが体をうまく倒しながら、左足でGKパウロ・ガッサニーガの股下を射抜く。技ありの一撃でバルセロナが勝ち越しに成功した。
バルセロナは続く77分、アラウホからの縦パスを受けたフレンキー・デ・ヨングがうまくターンし、前を向いてドリブルで前進。相手を引きつけて左へ渡すと、最後はレヴァンドフスキが右足で仕留める。レヴァンドフスキの“ドブレーテ”で、リードを2点に広げた。
止まらないバルセロナは86分、左サイド高い位置でフレンキーからのパスを引き出したジェラール・マルティンが、グラウンダーのボールを折り返すと、中央へ走り込んだフェラン・トーレスがワントラップから左足でゴールネットを揺らす。
途中出場していた“ジョーカー”にも得点が生まれ、バルセロナが勝利を決定付けた。
試合はこのままタイムアップ。バルセロナが連勝の数を「9」に伸ばし、首位の座をキープ。昨シーズン、“シーズンダブル”を許したジローナを相手に、今季は第5節でも4ー1と快勝しており、リベンジを達成した。一方で、ジローナは4試合ぶりの黒星を喫している。
この後、バルセロナは2日にコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝セカンドレグのアトレティコ・マドリード戦が控えている。一方で、ジローナは5日、次節のラ・リーガでアラベスをホームに迎える。
【スコア】
バルセロナ 4-1 ジローナ
【得点者】
1-0 43分 ラディスラフ・クレイチ(OG/バルセロナ)
1-1 53分 アルノー・ダンジュマ(ジローナ)
2-1 61分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
3-1 77分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
4-1 86分 フェラン・トーレス(バルセロナ)
【ゴール動画】バルセロナがジローナ相手にまたも4発!
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