新たなフォーマットとなったアジア王者を決める戦いは、『ファイナルステージ』と題された準々決勝以降、サウジアラビアでの集中開催&一発勝負となっている。
対戦相手のアル・ナスルには、FWクリスティアーノ・ロナウドやFWサディオ・マネといった経験豊富なビッグネームも在籍しており、長谷部監督も「難しいゲームになることは決まっている」と述べつつ、「まず気持ちで負けないこと、向かっていくこと。チャレンジャー精神と言いますけれど、そういう気持ちを持って挑みたい。恐れてはいません」と言い切った。
橘田も「一番大事なのは自分たちが恐れず戦うこと」と述べ、「世界的に有名な選手がいますけど、勝てない相手ではない。それがサッカーの面白いところ。まずは自分たちが強気で戦わないといけない」と主張。長谷部監督は「多くの選手がキープレイヤー」と語り、「連携のとれた細かいプレーを攻守に渡ってできる」部分に関しては川崎Fに分があると指摘。その一方で、「スピードに乗ったボールを動かす力、ゴールに迫る力」は相手に分があるとし、「そこに注意しなければいけない」と警鐘を鳴らした。
川崎Fが初の決勝進出に挑むアル・ナスル戦は、30日の25時30分にキックオフを迎える。