現在33歳のベッティネッリはフルアムの下部組織出身。2014年8月にフルアムのトップチームデビューを果たし、公式戦通算120試合に出場した。2021年7月にチェルシーへと移籍し、第3GKとしての役割をこなした。
マンチェスター・シティは、元イングランド代表GKスコット・カーソンが契約満了に伴い今季限りで退団しており、FIFAクラブワールドカップ2025を控えている同クラブにとってGKの補強が急務だった。
ベッティネッリは、マンチェスター・シティ加入に際してクラブ公式サイト上で次のように意気込みを述べた。
「シティと契約できて光栄だ。ペップ・グアルディオラ監督が就任してから、このクラブが成し遂げてきたことを遠くから眺めてきた。今、その成功をさらに築き上げる一員になれたことを嬉しく思う。グアルディオラ、シャビ・マンシシドール(GKコーチ)、そしてこのクラブにいる優秀なGKたちと一緒に働き、そのやり方を間近で見るのが待ち切れない。来シーズンはより多くのタイトルを獲得したい。トレーニング、ドレッシングルーム、ピッチで貢献できればと思う」
そして、マンチェスター・シティのスポーツ・ディレクター(SD)であるウーゴ・ヴィアナ氏は、ベッティネッリに対する期待をクラブ公式サイト上で次のように述べた。
「この夏にマーカスをチームに加えることができて非常に嬉しく思う。彼は長い間プレミアリーグで活躍しており、強力なGK陣のレベルをさらに上げてくれるだろう。彼の経験とメンタリティが他のGKたちの能力を引き上げると同時に、彼自身が求められたとき、いつでもプレーできるよう準備を整えてくれることを期待している」