ニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア1部)は12日、MF水沼宏太との契約延長を発表した。なお、新契約は2026年6月30日までとなる。


 1990年2月22日生まれで現在35歳の水沼は横浜F・マリノスのユース出身で、2008年にトップチームへ昇格した。栃木SCやサガン鳥栖、FC東京、セレッソ大阪でプレーした後、2020年に横浜FMへ復帰。2022年には豊富な運動量や正確なクロスといった持ち味を生かして明治安田J1リーグ制覇に大きく貢献し、同年のベストイレブンにも選出された。横浜FMでは公式戦通算245試合出場で26ゴール54アシストを記録した。

 そんな水沼は今年1月にニューカッスル・ジェッツに完全移籍で加入し、自身初の海外移籍を果たすと、Aリーグ(オーストラリア1部)で12試合に出場し、2ゴール4アシストを記録していたなか、今回新契約を締結し、2025-26シーズンも同クラブでプレーを続けることが明らかになった。

 契約を延長した水沼はニューカッスル・ジェッツのクラブ公式サイトで「再びジェッツでプレーできることを嬉しく思います。ここまでのニューカッスルでの時間を本当に楽しんでおり、これからの活躍に今からワクワクしています。チームのために全力を尽くします。ファンの皆さんには素晴らしいシーズンにするために試合に足を運んでもらえることを願っています」と喜びのコメントを発表している。

 また、ニューカッスル・ジェッツのマーク・ミリガン監督も以下のようにコメントしている。

「宏太のような経験豊富な選手を獲得できたことは私にとっても、クラブにとっても非常に重要なことだった。外から見ていても宏太が短期間でピッチ上に大きなインパクトを残しただけではなく、瞬く間にファンの人気選手になったことは明らかだった」

「宏太は選手としてだけではなく、人としてチームにもたらすものにおいても重要な役割を果たすことになるだろう。
彼が生まれ持っているリーダーシップは、周りの若い選手たちの将来を形作る上でも役立つと思う」
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