2022年以来2度目となるクラブワールドカップ制覇を目指すチェルシーは、昨年夏に新しくエンツォ・マレスカ監督を招へい。
対するは、2014年に創設されたばかりながら、メジャーリーグ・サッカー(MLS)では2019年と2022年にサポーターズ・シールドを獲得し、2022年にはMLSカップを制覇して計3つのタイトルを保持するロサンゼルスFC。クラブ・アメリカ(メキシコ)とのプレーオフを延長戦の末に勝利し、今大会の最後の出場権を確保した。
試合は、立ち上がりからボールを支配したチェルシーが34分、ニコラス・ジャクソンが中央でうまくボールをキープすると、敵陣へ走り込んでいたペドロ・ネトを狙ってスルーパス。ネトがボックス内で切り返してからニアに突き刺し、先制点をもたらした。ロサンゼルスFCはカウンターの機会を生かせず、チェルシーの1点リードで試合を折り返した。
後半からはロサンゼルスFCのオリヴィエ・ジルーが途中出場。2021年まで所属した古巣との対決となった。ただし、チェルシーが主導権を握る展開に変わりはなく、79分には新加入のリアム・デラップが右サイドからクロスを送り、エンソ・フェルナンデスがそれを押し込んで追加点をもたらした。
試合はこのまま終了し、チェルシーが2-0でロサンゼルスFCに勝利し、クラブワールドカップの初戦を白星で飾った。
次節、チェルシーは20日にフラメンゴ(ブラジル)と、ロサンゼルスFCは同日にエスペランス(チュニジア)とそれぞれ対戦する。
【スコア】
チェルシー 2-0 ロサンゼルスFC
【得点者】
1-0 34分 ペドロ・ネト(チェルシー)
2-0 79分 エンソ・フェルナンデス(チェルシー)
【ハイライト】チェルシー vs ロサンゼルスFC