バルセロナは18日、エスパニョールからスペイン人GKジョアン・ガルシアを完全移籍で獲得したことを発表した。

 契約期間は2031年夏までの6年間。
バルセロナがエスパニョールに2500万ユーロ(約42億円)を超える契約解除金を支払い、獲得へ漕ぎつけた形となっている。

 “禁断の移籍”が実現した。ジョアン・ガルシアは2001年5月4日生まれの現在24歳で、エスパニョールのカンテラーノだ。バルセロナと同じ街に本拠を構えるクラブで育ち、2021年12月にトップチームデビュー。セグンダに降格した2023-24シーズンの後半戦に定位置を確保すると、以降のリーグ戦は14試合無敗(4勝10分)で、複数失点を許したのも1試合だけと圧巻のパフォーマンスを見せ、1年でのラ・リーガ復帰に大きく貢献した。

 そして今シーズンも、リーグ戦全38試合に出場した守護神は、“パラドン(ビッグセーブを意味するスペイン語)”を連発。最後の砦として防いだ失点は数知らず、エスパニョールを残留へと導いた立役者だった。

 そんなスペイン屈指のシュートストッパーに複数クラブが興味を抱いていたとされるなか、新天地は国内屈指の強豪バルセロナに決定。クラブ・選手情報サイト『transfermarkt』によると、エスパニョールからバルセロナへの“直接的”な移籍は、1994年夏のイーゴリ・コルネーエフ氏以来31年ぶりとなるようだ。


【公式発表】ジョアン・ガルシアのバルサ加入が決定!


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