現在32歳のトーマスは、2020年10月にアトレティコ・マドリードからアーセナルへ加入。これまで公式戦通算167試合に出場しており、度重なる負傷に悩まされながらも、今シーズンはコンディションを維持して52試合に出場。クラブのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出にも大きく貢献した。
そんなトーマスとアーセナルの現行契約は6月30日で満了を迎える。アーセナルは、同選手との契約延長に前向きで交渉を継続していると伝えられていたが、その雲行きは怪しくなっているようで、『ESPN』は、「契約交渉は完全に行き詰っており、トーマスはアーセナルから去る見込みだ」と報道。さらに「トルコのクラブや、バルセロナがトーマスの獲得に関心を示している」とも指摘している。
さらに移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も自身の公式Xにて、「現時点で合意には至っておらず、数日中にお別れとなる可能性がある」と述べており、アーセナル退団の可能性が日増しに高まっている模様だ。