レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペに、FIFAクラブワールドカップ2025・グループステージ全試合を欠場する可能性が出てきた。20日(現地時間)、イギリスの大手通信社『ロイター』が伝えている。


 クラブW杯に参戦中のレアル・マドリードは、18日(現地時間)にアル・ヒラル(サウジアラビア)と対戦。先手を取るも前半終了間際にPKで失点を許すと、1ー1で試合を終えて勝ち点3獲得を逃した。この試合では、“エースFW”エンバペがメンバー外に。試合後にはシャビ・アロンソ監督が「彼はここ2日間、体調が優れなかった」と語り、翌19日(現地時間)にはレアル・マドリード側からもエンバペが急性胃腸炎を発症していたことが発表された。

 入院を余儀なくされたエンバペはすでに退院しているものの、『ロイター』は「クラブ関係者の話によると、エンバペは火曜日(17日)から隔離されて水曜日(18日)に病院へと搬送されたが、クラブW杯のグループステージ全試合を欠場する見込みだ」と報道。レアル・マドリードが、22日(現地時間)のグループステージ第2節・パチューカ(メキシコ)戦、および26日(現地時間)の第3節・ザルツブルク(オーストリア)戦をエンバペ抜きで戦う可能性があると伝えている。
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