FIFAクラブワールドカップ2025・グループB第2節が19日に行われ、ボタフォゴはPSGと対戦した。直近のコパ・リベルタドーレスを制覇した南米王者と、チャンピオンズリーグ(CL)を制覇した欧州王者による大一番は、36分に味方のスルーパスに抜け出したI・ジェズスがネットを揺らしボタフォゴが先制。その後は耐える時間が続くも、PSGに対して守備の隙を見せることなく、1-0で白星を飾った。
旧方式も含め、クラブワールドカップで南米のチームが欧州のチーム相手に勝利したのは、2012年大会でコリンチャンスがチェルシーを下して以来実に約13年ぶりの出来事。ボール保持率は「25%対75%」、シュート数は「4本対16本」とスタッツでは圧倒されたものの、粘り強い戦いを続け、2連勝で決勝トーナメント進出へ王手をかけた。
2試合連続となるゴールで欧州王者を沈めたI・ジェズスは「(得点を決めて)壁によじ登った時、視界が暗くなってまるで夢を見ているようだった。僕のことを信じてくれたすべての人々に感謝したい。ここへ来た当初は多くの人が僕のことを信じてくれなかったが、僕は自分自身がチームに貢献できることを分かっていた。これまで築き上げてきたものに満足しているし、これからも続けていきたい」と喜びを露わに。その上で、次のように試合を振り返った。
「彼らは欧州王者で僕たちは南米王者。それほど違いはないと思う。
2連勝でグループB首位に躍り出たボタフォゴは、23日の第3節でアトレティコ・マドリードと対戦する。
【ゴール動画】PSGを沈めた一撃必殺のカウンター!