プレミアリーグのリヴァプールが、ボーンマスに所属するハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズの獲得に迫っているようだ。20日、イギリスメディア『スカイ』や『BBC』が伝えている。


 現在21歳のケルケズは、2023年7月にAZからボーンマスへと完全移籍。加入1年目から出場機会を掴むと、2年目となる今季はプレミアリーグ全試合で先発出場を果たし、2ゴール6アシストを記録した。左サイドバックとして高い攻撃力を誇るケルケズに対しては、以前よりリヴァプールが強い関心を示しており、今月15日には加入に向けた個人合意が報じられていた。

 そんななか『スカイ』は、リヴァプールがケルケズの獲得に関し、移籍金4000万ポンド(約79億円)でボーンマスと合意に達したと報道。「まだ契約のいくつかの詳細は詰め切れていないものの、クラブ間では合意がほぼ成立しており、ケルケズはすべてが整い次第、マージーサイドへ移動する準備が整っている」と主張した。

 なお、ボーンマスはすでにリーグ・アンのレンヌからフランス人DFアドリアン・トリュフェを獲得しており、ケルケズの後釜となる左サイドバックを補強済み。一方、リヴァプールはスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンのアトレティコ・マドリード移籍が噂されているものの、『BBC』は「リヴァプールはロバートソンの残留とバックアップを務めている(コスタス・)ツィミカスの放出を望んでいるが、31歳のロバートソン自身が出場機会を求めて移籍を希望する可能性もクラブは認識している」と指摘した。
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