FIFAクラブワールドカップ2025・グループDの第2節が20日に行われ、チェルシーはフラメンゴ(ブラジル)と対戦した。試合は13分にペドロ・ネトの得点でチェルシーが先制したものの、62分と65分に立て続けに失点してフラメンゴが逆転。82分にはワラシ・ヤンから追加点を奪われてしまい、1-3の逆転負けを喫した。
この一戦でベンチスタートとなったN・ジャクソンは、今夏の新加入で初先発を果たしたリアム・デラップと64分に交代。だが、投入からわずか4分後、ボールをキープしようとした際にスパイクの裏で相手の足を踏みつけてしまい、自身が出場した直近の公式戦4試合で2度目の一発退場となってしまった。
これによりN・ジャクソンは1試合の出場停止が確定し、グループステージ最終節・エスペランス(チュニジア)戦の欠場が決まった。しかし、FIFA(国際サッカー連盟)の規律委員会はこのプレーを「重大なファウルプレー」と判断したため、出場停止処分の延長を決定。2試合の出場停止が下され、チェルシーが決勝トーナメントに進出した場合、同選手はラウンド16の試合も欠場することになった。なお、規律委員会による今回の判断は最終決定であり、不服の申し立ては認められないという。
『BBC』によると、N・ジャクソンが今季の公式戦で受けたカードは、イエローカード8枚とレッドカード2枚の合計10枚。セネガル代表ストライカーを欠くチェルシーは、決勝トーナメント進出をかけて現地時間24日にエスペランスと対戦する。