アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズが、クラブにバルセロナへの移籍希望を伝達したようだ。24日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が同国メディア『エル・チリンギート』の報道を引用して伝えている。


 現在22歳のN・ウィリアムズは、2013年夏にオサスナの下部組織からアスレティック・ビルバオのユースに加入し、2021年4月にトップチームデビューを果たした。翌シーズンには定位置を確保して公式戦40試合に出場すると、今では絶対的な左ウイングとして攻撃陣を牽引する存在に。新たに背番号を10番へと変更した今シーズンは、公式戦45試合出場11ゴール7アシストを記録した。

 アスレティック・ビルバオとの現行契約を2027年6月まで残すN・ウィリアムズ。スペイン代表でも活躍する同選手に対しては、以前よりバルセロナからの強い関心が噂されていた。すると、バルセロナのデコSD(スポーツディレクター)は昨夏からN・ウィリアムズに注目していたことを明かしつつ、「彼のことは以前からリストアップしていた。常に獲得の可能性を念頭に置いていた」とコメント。今夏の補強候補であると明言している。

 そんななか、ニコ・ウィリアムズはアスレティック・ビルバオにバルセロナへの移籍希望を伝えた模様。アスレティック・ビルバオ側は契約解除金(合計6200万ユーロ/約104億円)の一括支払いを要求しており、これを了承したバルセロナ側も来月の1日か2日に支払いを行う予定だという。

 なお、来週中には移籍の正式発表がなされる可能性が高いと主張。果たしてニコ・ウィリアムズのバルセロナ加入は実現するのだろうか。

編集部おすすめ