マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、キャリア通算300ゴールを達成した。

 FIFAクラブワールドカップ2025・グループG第3節が26日に行われ、マンチェスター・シティはユヴェントスと対戦。
ともに2連勝を飾っていたチーム同士の“欧州対決”は、5-2でマンチェスター・シティに軍配が上がり、首位で決勝トーナメントへ駒を進めた。

 同試合、ハーランドは2-1とリードして迎えた後半頭より、エジプト代表FWオマル・マルムーシュとの交代でピッチに立つと、立ち上がりの52分にストライカーの“らしさ”溢れる大仕事。中央のスペースを前進したオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスからのスルーパスで、ポルトガル代表MFマテウス・ヌネスが背後を取り、中央へ折り返すと、最後は詰めていたハーランドが難なくゴールに押し込む。マンチェスター・シティがリードを3点に広げると、69分にはイングランド代表MFフィル・フォーデンの得点にも絡むなど、5-2の大勝に大きく貢献していた。

 データサイト『Opta』によると、ハーランドはユヴェントス戦のゴールで、キャリア通算300ゴールを達成したという。内訳は、母国のモルデで20ゴール、その後渡ったザルツブルクで29ゴール、欧州屈指のストライカーへと変貌を遂げたドルトムントで86ゴール、そして現所属のマンチェスター・シティで123ゴール。同時に、ノルウェー代表としても、国際Aマッチ通算43試合の出場で42ゴールをマーク。これらの数字を合わせると、300ゴールとなる。
 
 マンチェスター・シティでは在籍3年目のシーズンが終わろうとしているところだが、公式戦145試合のピッチに立って123ゴールと、驚異的な数字を叩き出しているハーランド。24歳にして、偉大なる300ゴールを達成したわけだが、400ゴールを成し遂げる日もそんなに遠い未来の話ではないのかもしれない。


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