バルセロナに所属するドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンが、モナコからのオファーを断ったようだ。27日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 今夏の移籍市場で、エスパニョールからスペイン人GKジョアン・ガルシアを獲得し、元ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの契約延長も決定的とされているバルセロナ。長年にわたって守護神として活躍し、主将でもあるテア・シュテーゲンの地位は揺らいでいる。

 出場機会の減少が予想され、退団の噂もあるテア・シュテーゲン。報道によると、モナコは2025-26シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場を見据え、GKを補強するために同選手へオファーを提示したとのこと。しかし、同選手はこの打診を断ったようだ。

 一方で、バルセロナはテア・シュテーゲン売却を諦めていないようだ。来年にはFIFAワールドカップ26が開催されるため、同選手はドイツ代表における正GKの座を確かなものにすべく、出場機会を求めて退団を考えるだろうとのこと。

 また『マルカ』は、テア・シュテーゲンはバルセロナで最も高額な給与を受け取っており、売却が実現すれば同クラブに経済的な余裕が生じると指摘している。
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