ブライトンは、ブラジル代表FWジョアン・ペドロを安価での売却に応じない構えを見せている。29日、イギリスメディア『ミラー』など複数メディアが報じた。


 現在23歳のJ・ペドロは、2020年1月に母国のフルミネンセからワトフォードへ加入した。その後、2023年夏にブライトンへ完全移籍し、ここまで公式戦70試合に出場して30ゴール10アシストを記録するなど、攻撃の主軸として活躍。クラブとの現行契約は2028年6月までとなっているが、今夏のステップアップが取り沙汰されている。

 そんななか、ニューカッスルとチェルシーの争奪戦が勃発。『ミラー』は、ニューカッスルが5000万ポンド(約98億円)のオファーを提示したが、6000万ポンド(約118億円)以上の移籍金を求めているブライトンはこのオファーを拒否したと報道。また、イギリス『タイムズ』はチェルシーのオファーも同様に断られたことを伝えている。

 ブライトンは2023夏にワトフォードから3000万ポンド(約59億円)の移籍金で獲得。大きな利益を生むためには、さらなる移籍金のつり上げを目論んでいるようだ。
 
 なお、ブライトンは今夏の移籍市場で、若手有望株を補強。サンダーランドからU-19イングランド代表FWトム・ワトソン、オリンピアコスからU-21ギリシャ代表FWチャラランポス・コストゥラスを完全移籍で獲得している。さらに守備においてはヴェローナからイタリア代表DFディエゴ・コッポラを迎え入れている。
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