プレミアリーグのチェルシーが、ブライトンに所属するブラジル代表FWジョアン・ペドロの獲得に迫っているようだ。29日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 現在23歳のJ・ペドロは、母国ブラジルのフルミネンセの下部組織出身。2020年1月にワトフォードへと加入して約3年半プレーし、2023年5月にはブライトンに完全移籍した。1年目から主力に定着すると、ここまで公式戦70試合出場30ゴール10アシストを記録。クラブとの現行契約は2028年6月までとなっており。今夏のステップアップの可能性が取り沙汰されている。

 そんななか、以前から関心を寄せていたチェルシーがJ・ペドロの獲得に近づいている模様。移籍金5500万ポンド(約109億円)+ボーナス500万ポンド(約10億円)でクラブ間合意に達し、7年契約を結ぶ見込みだという。なお、J・ペドロはすでにFIFAクラブワールドカップ2025が開催中のアメリカへ渡航中であり、現地でメディカルチェックを受ける様子。クラブワールドカップへの出場も視野に入れているようで、早ければ来月4日に開催される準々決勝・パルメイラス戦でデビューする可能性もあるようだ。

 今回の同意報道の直前には、ニューカッスルによる5000万ポンド(約99億円)のオファーが報じられていたJ・ペドロ。6000万ポンド(約119億円)以上の移籍金を求めているブライトンはこのオファーを拒否したと伝えられていたが、チェルシーが争奪戦を制したと見られている。
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