現在35歳のウォーカーは2017年夏にトッテナムからマンチェスター・シティに加入し、長らく右サイドバック(SB)の主軸として活躍。同クラブでは公式戦通算319試合出場6ゴール23アシストを記録し、プレミアリーグ4連覇やチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに大きく貢献してきた。
しかし、2024-25シーズンの前半戦はパフォーマンスが安定せず序列が低下すると、500万ユーロ(約8億5000万円)と見られる買い取りオプションが付随したレンタル移籍で今年1月にミランに加入。初の国外移籍で公式戦16試合に出場したものの、買い取りオプションは行使されず、先月28日にレンタル移籍期間の満了により、退団となることが発表されていた。
マンチェスター・シティに帰還することになったウォーカーだが、今夏の移籍市場で再び退団することが予想されていたなか、今回の報道によると、1年でのプレミアリーグ復帰を果たしたバーンリーに移籍することが決定的になっているという。すでにメディカルチェックも完了しており、ウォーカーはバーンリーと2年契約を締結する見込みになっているようだ。
なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ウォーカーが試合の70パーセントに出場し、バーンリーがプレミアリーグに残留すれば、移籍金は最大500万ポンド(約9億8600万円)となることも伝えられている。