東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会の開幕戦(第1節)が7日に行われ、韓国代表と中国代表が対戦した。

 大会最多となる5度のE-1選手権優勝を誇る開催国の韓国。
2022年の前回大会は優勝決定戦となった日本代表との最終節で敗れ、E-1選手権4連覇とはならなかった。自国開催の今大会では、東アジア王座の奪還を目指す。

 一方、FIFAワールドカップ26本戦出場を逃した中国は、6月27日にブランコ・イバンコビッチ監督が解任されており、U-20中国代表のデヤン・ジュルジェヴィッチ監督が率いる暫定体制でE-1選手権に臨むこととなった。

 試合は8分、右サイドでパスを受けたイ・ドンギョンがカットインすると、左足から放たれたシュートはカーブを描きながらファーサイドのゴールに吸い込まれ、韓国が先制に成功する。

 韓国はその後も自分たちのペースで試合を進めていくと21分、左サイドからイ・テソクがボックス内へクロスを送ると、チュ・ミンギュがヘディングで合わせて韓国が加点。一方の中国は、なかなかシュートを枠内に放つことができず、前半は韓国の2点リードで終えた。
 
 後半も主導権を握り続けた韓国は57分、右CKの場面で中国のGKヤン・ジュンリンが弾いたボールをキム・ジュソンが押し込み、スコアを3-0とした。

 中国はカウンターから得点への道筋を探るが、目立ったチャンスを迎えることはできずにそのまま試合が終了。韓国が3-0で中国に勝利し、白星スタートを切った。

 次戦、韓国は11日にホンコン・チャイナ代表と、中国は12日に日本代表と対戦する。

【スコア】
韓国代表 3-0 中国代表

【得点者】
1-0 8分 イ・ドンギョン(韓国代表)
2-0 21分 チュ・ミンギュ(韓国代表)
3-0 57分 キム・ジュソン(韓国代表)


【動画】開催国・韓国が圧巻の3ゴールで快勝!






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