ハンジ・フリック監督の下で就任1年目から国内3冠を達成したバルセロナ。さらなるチーム強化を目指す同クラブは、新たな守護神候補としてエスパニョールからスペイン代表GKジョアン・ガルシアを獲得。マンチェスター・ユナイテッドに所属するラッシュフォードのレンタル加入も決定的となっており、着々と新シーズンへの準備を進めている。
しかし、バルセロナの財政問題は依然として解決しておらず、現状ではラッシュフォードを獲得した場合も選手登録が不可能である模様。本拠地『カンプ・ノウ』のVIP席の売却収益によって多少の改善は見込めるものの、所属選手の売却が避けられない状況のようだ
『フットメルカート』によれば、バルセロナが人員整理の上で最優先事項に掲げているのは、現行契約が残り1年となったデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンの放出だという。同選手はチーム内での立ち位置に対して給料が比較的高いため、退団した場合も戦力的に影響が小さく、ラ・リーガが設けるサラリーキャップ上の給与削減にも繋がる見込みと指摘した。
また、バレンシアがレンタルでの獲得を画策中と報じられるスペイン人FWパウ・ビクトルについては、完全移籍での放出を望んでいる様子。国内クラブからの関心が噂されるスペイン人GKイニャキ・ペーニャも放出候補と主張している。