ユナイテッドFCは2022年9月に設立された新興クラブで、2022-23シーズンからリーグ戦に参入。
そんなユナイテッドFCは、ピルロ氏の招へいを発表。イタリアメディア『フットボール・イタリア』は、同氏が2027年夏までの2年契約を締結したと報じている。
クラブのイリエ・セバヌ会長は、ピルロ監督の就任に際し、「アンドレアをユナイテッドFCファミリーに迎えることができて、大変光栄に思います。彼はクラブの価値観と野心を体現しており、私たちを次のレベルへと導く重要な存在となると確信しています」とコメントを残した。
現在46歳のピルロは、ブレシアでプロキャリアをスタートさせると、インテル、ミラン、ユヴェントスと渡り歩き、数々のタイトルを獲得。アメリカ・メジャーリーグサッカーのニューヨーク・シティFCで現役を引退した。
引退後は指導者に転身し、2020年夏にユヴェントスの監督に就任。初年度でコッパ・イタリアとスーペルコッパ・イタリアーナの“2冠”を達成したが、セリエAでは優勝を逃し、わずか1年で解任された。その後はトルコのファティ・カラギュムリュクやイタリアのサンプドリアで指揮を執ったものの、目立った結果は残せていない。