パケタは2024年5月に賭博市場に影響を与えるという不適切な目的で意図的にイエローカードをもらった疑いでイングランドサッカー協会(FA)から賭博規則違反の疑いで告発された。
対象となっていたのは、2022年11月12日のレスター戦、2023年3月12日のアストン・ヴィラ戦、同年5月21日のリーズ戦、同年8月12日のボーンマス戦の4試合で、さらにFAの調査に協力しなかったとして、情報および文書の提供に関するFA規則に違反したとして、2件の容疑で起訴されていた。
パケタ自身は賭けを行っていないものの、問題の賭けは友人や家族によって行われたとみられており、賭け金は比較的少額だが、合計約60回行われたとされていた。パケタ自身は不正行為を否定していたものの、FAは永久追放の処分を要求していることが報じられており、動向には注目が集まっていた。
すでに今年4月末にパケタに関する告発の審問が終了していたなか、今回の報道によると、最終判決で同選手は事実上無罪が言い渡される模様で、来週にも正式発表される見込みになっているという。依然としてパケタに何らかの処分は下される可能性はあるものの、永久追放の可能性は無くなったことが伝えられており、騒動は終結を迎えることになりそうだ。