栃木シティと栃木SCは26日、スタジアム外での迷惑行為について声明を発表した。

 26日に予定されている2025明治安田J3リーグ第22節では、栃木シティの本拠地『CITY FOOTBALL STATION』で首位栃木シティと17位栃木SCによる“栃木ダービー”が開催される。


 しかし、同試合を前に栃木シティは、本日7時時点でスタジアム周辺に同クラブや所属選手ならびにスタッフを誹謗中傷、揶揄する掲示物を確認したことを発表。また、栃木SCも本日7時時点で、『CITY FOOTBALL STATION』周辺の公共物に、対戦相手を侮辱する内容の貼り紙が複数確認されたことを明らかにしている。

 これを受け、両クラブはクラブ公式サイトで以下のように声明を発表している。

■栃木シティ
「これらの行為は差別的、侮辱的もしくは公序良俗に反する言動であり大変遺憾であります。弊クラブといたしましては、いかなる背景があろうともこうした行為は決して容認できません。本件に関して、Jリーグをはじめ関係各所と協議し適切に対応してまいります。栃木シティでは、安全・安心な試合運営をこれまで以上に進めてまいります。みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします」

■栃木SC
「これらの行為は、リスペクトの精神に反するものであり、いかなる理由があっても決して許されるものではありません。スタジアムおよびその周辺を含むすべての場所において、対戦相手を貶めるような言動、掲出物、落書きなどの行為は絶対におやめください。本件については、Jリーグをはじめとする関係各所と連携し、適切に対応してまいります」

 また、栃木シティに所属するFW田中パウロ淳一も自身のX(旧:ツイッター)を更新し、「せっかく栃木県の子供とか初めて観にくる人とかもいるんだから、まじでしょうもないことしないでください。お子さんいる方は見ないように気をつけて。見つけた方は何もせず栃木シティに連絡してください」と綴っている。

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