なぜユナイテッドは監督交代に踏み切るべきなのか ジョー・コー...の画像はこちら >>

イングランド代表監督を務めていたサウスゲイト氏 photo/Getty Images

監督交代の是非

元イングランド代表MFのジョー・コール氏が、ブレントフォードに1-3で敗れたマンチェスター・ユナイテッドに対し、ルベン・アモリム監督の解任を渋々ながらも求めた。この敗北により、アモリム監督はリーグ戦33試合で34ポイントしか獲得できておらず、リーグ戦で2連勝を飾ったことが一度もないという深刻な状況が続いている。

『METRO』が伝えている。

コール氏は『TNT Sports』に対し、「彼(アモリム監督)が事態を好転させるとは思えない。彼は十分な時間を費やしてきた」と述べ、監督のベンチでの不安そうな様子が選手たちにも伝わっていると指摘した。「2試合連続でリーグ戦に勝てていない事実は非常に懸念される。私の意見では、違う方向性が必要だ」と語り、監督交代の必要性を示唆した。

さらにコール氏は、アモリム監督の後任として、元イングランド代表監督のガレス・サウスゲイト氏を「カルチャーを構築し、選手を理解する上で完璧な男だ」と名指しで推薦した。サウスゲイト氏は、エリック・テン・ハーグ氏の退任時にもユナイテッドの監督候補として強く噂されていた。

コール氏が「悲惨だ」と表現したブレントフォード戦の敗北後も、アモリム監督は「自分の仕事について心配していない。私がここにいる限り、最善を尽くす」と『BBC』で語っている。しかし、アシュリー・ウィリアムズ氏など他の解説者も、この状況がいつまで続くのかと疑問を呈している。アモリム監督が信頼を取り戻すためには、早急に結果を出すしかないだろう。

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