ボルシアMGに移籍した日本代表FW町野修斗と同クラブのローランド・ヴィルクスSD(スポーツディレクター)が加入に際して、コメントを残した。26日、クラブの公式サイトがその言葉を伝えている。


 ボルシアMGは26日、ホルシュタイン・キール(ドイツ2部)から2029年6月30日までの4年契約で町野の獲得を発表。ドイツメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は最大で1000万ユーロ(約17億円)となることが伝えられている。

 町野は昨シーズン、キールでリーグ戦32試合に出場し、11ゴール3アシストを記録。クラブは2部降格の憂き目に遭ったものの、町野は1部で確かな爪痕を残した。そんな町野は、クラブの公式サイトを通じ、以下のように語った。

「ボルシアMGへの移籍を強く望んでいたので、移籍が実現してうれしいです。今はチームのためにできる限りのことをしたいと思っている」

 また、ヴィルクスSDは町野のユーティリティーさを評価。チームのエースであるドイツ代表ティム・クラインディーンストとの併用も示唆しており、「シュウトは、様々なポジションで起用できる万能型のストライカーであり、攻撃の選択肢を豊富に与えてくれる」とコメントした。

 さらに、「昨シーズン、ブンデスリーガで二桁得点を挙げられることを証明した。だからこそ、彼がボルシアを選んでくれたことをうれしく思うよ」と続け、町野の加入を歓迎している。
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