現在38歳のD・ルイスは母国のヴィトーリアでトップチームのキャリアをスタートさせると、2007年1月にはベンフィカへ加入し、欧州上陸を果たした。2011年1月に加入したチェルシーでは、2011-12シーズンにクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献した。
2014年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へ完全移籍し、2年間はフランスで活躍したが、2016年夏にはチェルシーに復帰した。チェルシーでは計6シーズン半プレーし、公式戦通算248試合出場18ゴールを記録。CLのタイトルだけでなく、2016-17シーズンのプレミアリーグ制覇、さらには2度のヨーロッパリーグ(EL)やFAカップ優勝等、数々のトロフィーを勝ち獲った。
2019年夏にアーセナルに移籍すると、2019-20シーズンにはFAカップ優勝を経験。2021年夏のアーセナル退団後はフラメンゴへ完全移籍加入し、母国復帰を果たす。フラメンゴでは3シーズン半にわたって活躍し、2度のコパ・ド・ブラジル制覇だけでなく、2022シーズンにはフラメンゴをコパ・リベルタドーレス優勝へ導き、3年ぶりの南米制覇に大きく貢献した。
2024年12月に契約満了でフラメンゴを退団すると、今年1月にはフォルタレーザに加入し、公式戦17試合に出場していたなか、4年ぶりに欧州復帰が決まった。
なお、パフォスは2024-25シーズンにクラブ史上初めてキプロス・ファーストディビジョン(キプロス1部リーグ)を制して、予選からのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。すでに2回戦ではマッカビ・テルアビブ(イスラエル)に勝利しており、今月5日と12日に行われる3回戦ではディナモ・キーウ(ウクライナ)との対戦を予定している。