日本代表MF久保建英の弟である17歳MF久保瑛史が21日にセレッソ大阪に電撃加入し大きな話題を呼んでいるが、スペインメディア『Noticias de Gipuzkoa』が移籍の理由を伝えている。

 バルセロナのカンテラで育ち、16歳でFC東京とプロ契約を結んだ久保建英。
その後、レアル・マドリードへと移籍しスペインでのキャリアを始めると、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェでプレーし、現在はレアル・ソシエダで中心選手としてプレー。日本代表でも主軸として8大会連続8度目のワールドカップ出場に貢献した。

 その実弟である久保瑛史は、横浜F・マリノスの下部組織で育ち、兄がプレーするレアル・ソシエダのユースに加入。レアル・ソシエダ フベニールB(U-18)でプレーしており、現地でも高く評価されていた。

 レアル・ソシエダのユースで3シーズンを過ごした久保瑛史のC大阪加入は大きな話題を呼んでいる中、『Noticias de Gipuzkoa』は「タケの将来とは関係ない」と報道。「若きサッカー選手は、この夏、学業上の重要な決断を迫られた。ギプスコア県で学び続けるか、母国で新たな学業を始めるかだった。そして最終的に母国での学業を選択した」と、スペインを離れて母国へと帰還したと伝えている。

 クラブとしては才能を高く評価していたものの、「レアル・ソシエダはエイジの状況に全面的な理解を示し、彼が望む道を進む完全な自由を与えた」と選手の要望を叶えたとのこと。久保も家族と共に生活していたが、1人暮らしをすることになったようだ。 


【画像】C大阪に加入した久保建英の弟・久保瑛史
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