長らく不振から脱却できていないマンチェスター・ユナイテッドが、2025-26シーズンも不安なスタートを切った。17日(現地時間)に行われたプレミアリーグ(イングランド1部リーグ)第1節では、本拠地『オールド・トラッフォード』でアーセナルに0-1で敗戦。
13分に先制点を奪われると、最後までゴールネットを揺らすことができなかった。同試合で80分から途中出場したイングランド代表DFハリー・マグワイアは、凋落が著しいものの名門であることには変わりがないマンチェスター・Uでプレーすることの意義を語っている。21日(現地時間)、イギリスメディア『BBC』が伝えた。

 マグワイアは「このクラブでプレーするのは素晴らしいことだし、早くここから飛び出したいと思うのは愚かだ」と断言。今夏に複数クラブから獲得に関する問い合わせがあったことを認めつつも、マンチェスター・Uに残留する意思をあらためて示した。

 2024-25シーズン、マンチェスター・Uはプレミアリーグでクラブ歴代最低順位となる15位に沈み、1974年以来クラブ史上最悪の成績に終わった。だが、やはり名門の看板は誘因力があるようで、今夏クラブはスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコやカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ、ブラジル代表FWマテウス・クーニャといった市場の人気銘柄を確保した。全員が出場したアーセナル戦では黒星を喫してスタートダッシュに失敗した形だが、マグワイアは「僕たちは良い状態にある」と、現在のチーム力に自信を持っているようだ。
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