今夏の移籍市場でストライカーの補強を画策してるミランだが、ボニフェイスを獲得することでレヴァークーゼンと合意に達した模様。移籍形態は2025-26シーズン限りのレンタルで、レンタル費用は500万ユーロ(約8億6000万円)、買い取りオプションは2400万ユーロ(約41億円)となったようだ。クラブ間での細かい手続きも完了しており、現在はメディカルチェックの日程を調整しているという。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が決定的となった際に用いる「here we go!」とともに、ボニフェイスの移籍についてミランとレヴァークーゼンが口頭合意に達したことを伝えている。
現在24歳のボニフェイスはボデ・グリムトやユニオン・サン・ジロワーズを経て、2023年夏にレヴァークーゼンへ移籍した。シャビ・アロンソ監督(現:レアル・マドリード)率いるチームで主力に定着し、加入直後から得点を量産。2023-24シーズンは負傷による長期離脱を余儀なくされながらも、公式戦通算34試合で21ゴール10アシストをマークし、史上初のブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇に大きく貢献した。
レヴァークーゼンは今夏に主力の流出が相次いでおり、ドイツ代表DFヨナタン・ター(現:バイエルン)やオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(現:リヴァプール)、スイス代表MFグラニト・ジャカ(現:サンダーランド)、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(現:リヴァプール)らが移籍。無敗優勝を成し遂げたチームの一員がまた一人新天地を求めることとなりそうだ。