ロンメルSKに所属するFW斉藤光毅に対しダービー・カウンティが関心を寄せているようだ。21日、イギリスメディア『BBC』が同クラブを率いるジョン・ユースタス監督のコメントを伝えている。


 現在24歳の斉藤は2018年に横浜FCでトップチームデビューを飾ると、2021年冬にベルギーのロンメルSKに加入し、欧州でのキャリアをスタートさせた。2022年夏に加入したスパルタ・ロッテルダムでは公式戦通算54試合出場10ゴール10アシストと躍動し、昨シーズンはクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)でプレー。公式戦40試合で3ゴール2アシストをマークするなど、チームの中心選手として活躍した。

 レンタル期間満了でQPRを退団し、ロンメルSKに復帰した斉藤だが、今夏の移籍の可能性が浮上しているという。イギリスメディア『テレグラフ』が報じたところによると、ダービー・カウンティやトゥウェンテに加え、日本代表FW古橋亨梧とMF岩田智輝が所属するバーミンガムも獲得に興味を示しているとのこと。現時点ではダービー・カウンティが争奪戦を優位に進め、500万ポンド(約10億円)程度のオファーを準備しているようだ。

 ダービー・カウンティを率いるユースタス監督は、斉藤を獲得する可能性が報じられていることについて「良い選手との噂が挙がるのは素晴らしいことだ」と言及。その上で「彼は誰もが注目している選手だと思う。多くの選手の噂が挙がっており、チャンピオンシップの優秀な選手と関連づけられることは素晴らしい。彼も例外ではないと思っているよ」と言葉を続けた。

 昨年夏のパリ・オリンピックにも出場し、2アシストをマークした斉藤。今シーズンもチャンピオンシップでプレーすることになるのだろうか。

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