2023年12月にノッティンガム・フォレストの指揮官に就任したヌーノ監督は、そのシーズンを17位で終え、降格に危機にあったチームの残留に貢献。そして2024-25シーズンは最終節でチェルシーに敗れ、UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃したものの、7位フィニッシュに導き、古豪の復活に期待を残すシーズンを過ごした。
今オフには2028年夏までの契約延長を果たしたヌーノ監督だが、今夏の市場の動きに不満を募らせ、「準備は理想的ではなかった」と発言していた。そしてジャーナリストのマッテオ・モレット氏は22日、「ノッティンガム・フォレストはヌーノ監督の解任を検討している」と報道。さらに「オーナーと指揮官の間に緊張が走っている」と伝え、新シーズンの第1節を消化したばかりだが、不穏な空気が流れ出している。
そんななか、ヌーノ監督は第2節クリスタル・パレスを前にした会見内で、マリナキス氏との現在の関係について言及。「オーナーとはずっと良い関係を築いてきて、昨シーズンは非常に親しく、毎日のように話をしていた。今シーズンに関しては、あまり良くないが、私は常に対話することが大切だと思っている。私たちの関係は今では変わり、以前ほど親密ではない」とコメントしている。
関係が変化した理由については、「正確にはわからないが、先週か2週間前に私が言ったことは、私が懸念していたことであり、クラブの方向性を心配しての発言だった」と明かした。また今後に関しては「チームを管理し、良い準備をすることが私の仕事であることは全員が理解していると思う。クラブにはさまざまな意見があるが、私は自分の意見を述べてから、自分の仕事をする性分なんだ」と話した。