チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、イングランド代表MFコール・パーマーの抱えている問題を明かした。クラブ公式サイトが伝えている。


 プレミアリーグ第2節が22日に行われ、チェルシーはウェストハムと対戦。6分には先制点を許したものの、15分にジョアン・ペドロが同点弾を奪うと、その後はペドロ・ネトやエンソ・フェルナンデス、モイセス・カイセド、トレヴォ・チャロバーに得点が生まれ、5-1で逆転勝利。開幕節はスコアレスドローに終わっていたチェルシーにとっては初白星となった。

 17日に行われたプレミアリーグ第1節のクリスタル・パレス戦(△0-0)にフル出場していたパーマーは、この試合もスタメンに名を連ねていた。しかし、ウォーミングアップ中に問題が発生した模様で、早めに切り上げると、急遽スタメンから外れ、代わりにエステヴァンが初先発を飾ることとなっていた。

 今季リーグ戦初勝利を収めた一方で、チームの要であるパーマーが急遽欠場したことには注目が集まっているチェルシー。試合後、同選手の様子について聞かれたマレスカ監督は「コールはここ4、5日間、100パーセントの状態ではなかった」と語りながら、状況を次のように説明した。

「今日はウォーミングアップに臨んだけど、何か違和感を感じたようだ。だから、悪化させないようにリスクを冒さないようにした。今後数時間でそれが重大な問題かどうかがわかると思う」

「そけい部のケガだ。パレス戦の時点ですでに100パーセントではなかった。でも、彼はチームを心から愛していて、クラブ、チーム、そしてファンのために全力を尽くそうとした。
今夜彼はもう一度挑戦したけど、あまり良くなかったみたいだ」

 チェルシーは次戦、30日にホームでフルアムとの対戦を迎えるが、果たしてパーマーは出場することができるのだろうか。


【ハイライト動画】ウェストハムvsチェルシー

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