現在22歳のピノは2020年10月にビジャレアルのトップチームデビューを果たし、これまで公式戦通算170試合出場で22ゴール23アシストを記録。
ビジャレアルとの現行契約が2027年6月30日までとなっているピノは、今季もここまでラ・リーガ開幕から2試合連続で先発出場して1アシストを記録しているが、イングランド代表MFエベレチ・エゼがアーセナルに移籍してしまったクリスタル・パレスから関心が寄せられており、動向には注目が集まっていた。
大手メディア『ESPN』では、ピノの契約には8000万ユーロ(約137億円)の契約解除条項が付随しているものの、両クラブは大幅に低い金額で交渉していることが伝えられていたなか、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、クリスタル・パレスは固定の移籍金3000万ユーロ(約51億円)に追加オプションが付随する契約で関係者全員と口頭合意に至ったという。
なお、ピノとは長期契約を締結する見込みとなっており、同選手のクリスタル・パレス加入は決定的になっていることが伝えられている。