リーズを率いるダニエル・ファルケ監督が、負傷した日本代表MF田中碧はしばらく戦列を離れることを明かした。26日、イギリスメディア『アスレティック』や同『Hayters TV』などが伝えている。


 田中は23日に行われたプレミアリーグ第2節のアーセナル戦(●0-5)に先発出場し、58分までプレーしたものの、試合中に負傷していた模様で、試合後にファルケ監督は「前半にタックルをした後に、(ひざの)内側側副じん帯に問題を抱えていた」ことを明かしていた。

 状態に注目が集まっているなか、田中は26日に行われたカラバオ・カップ2回戦のシェフィールド・ウェンズデイ戦(1-1/PK戦で敗退)を欠場。同試合後に田中の様子について聞かれたファルケ監督は「MCL(内側側副じん帯)の負傷で数週間は離脱するだろう」と語りながら、次のように続けた。

「現時点で復帰の時期を正確に伝えることは難しいけど、間違いなくインターナショナルブレイク前に復帰することはできないだろう。イーサン・アンパドゥの負傷と似ている」

 このため、9月の活動でアメリカ遠征に臨む日本代表は、同6日(土)にメキシコ代表と、同9日(火)にアメリカ代表との対戦を予定しているが、田中はこの活動を欠場することになりそうだ。


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