ローマやミランで活躍した元イタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィが現役引退を決断した。

 フロレンツィは1991年3月11日生まれの現在34歳。
ローマの下部組織出身で2010-11シーズンにトップチームデビューを飾ると、バレンシアやパリ・サンジェルマン(PSG)へのレンタル移籍を挟みつつ、公式戦通算280試合に出場し28ゴール32アシストをマーク。2021年夏にレンタル加入し、後に完全移籍へ以降したミランでは公式戦通算77試合出場3ゴール7アシストという成績を残し、2021-22シーズンのセリエA制覇に貢献した。

 また、2012年11月にデビューしたイタリア代表では国際Aマッチ通算49試合に出場し2ゴール3アシストをマーク。EURO2020では優勝を経験した。

 34歳でスパイクを脱ぐこととなったフロレンツィは自身の公式インスタグラム(@florenzi)にて、次のように胸の内を綴っている。

「最初から最後まで、例外なくすべてのファンを愛することを教えてくれた。みんなが僕を成長させ、このスポーツと人生の一部である挫折から立ち直るのを手助けしてくれた。本当に感謝している。チームメイト、コーチ、スタッフ、監督など全員に感謝する。サポートとプロ意識のおかげで、日々サッカー選手として、そして一人の人間として成長することができた」

「この長い道のりをともに歩んでくれたすべての人々、とりわけ舞台裏で静かに働いてくれた人々に感謝する。あなたたち一人一人が私に大きな影響を与えてくれた。あなたたちがいなければ今の僕は存在していない。
友よ、もう一度ありがとう。今日は別れを告げるが、あなたたちはいつまでも僕の一部だ」


【動画】元イタリア代表DFフロレンツィが現役引退を決断


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